台湾犬の特徴

自然淘汰され、生存に適する

自然界の変化に適応できない者は、無残に淘汰されて行きます。淘汰と生き残りの繰り返しによって大自然の均衡が保たれるのです。同時に自然の或は人為的要素の影響を受け、島に適応する為、台湾犬は多様な温度差と高湿度にあわせて進化し、生存し続けてきました。ですから台湾犬が持つ特徴は順序立てて証明できるものであり、決して憶測ではありえません。自分で買ってきた犬を台湾犬だと思っている方は、笑いの種にされるだけです。

見分けかたの糸口は決して難しくはありません。どうかいい加減な受け売り話を真に受けて、違うものをそうだと思い込むことはしないで下さい。私個人の研究並びに、実際に山間地帯に分け入って年配者を尋ね、探求し、環境・気候などの要素から参酌を重ねた結果から、確実に適応能力を備えた台湾犬の体の構造と性能を、ひとつひとつ各部分に沿って説明していきましょう。

《外見の特徴》

台湾犬の外見と外来犬のそれはあまり似た所はありません。例えば体、毛質、頭、耳、目、しっぽ、脚、首の付き具合等、どれをとっても険しい山間部を駆け巡り、生い茂った草叢や林を潜り抜けるのにぴったりしていない所はありません。その外見からにじみ出るような威厳、聡明さそして原種に近い独特の雰囲気は、心では感じられても言葉では言い現せないものがあります。  

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頭部/眼/耳/体/前足/後足

歩幅/鼻    首/尾  被毛 

《内面的特徴》

台湾犬は優れた智恵と良好な生活習慣を持っています。親しみ易さと感心してしまうほどの賢さそして、他の犬が及ばないほどの本能を持ち合わせています。例えば忠誠心、知能、方位判別能力、時間観念、記憶力と第六感等を備えています。

狩猟の際の技術と攻撃するときの度胸、重い荷物や粗い仕事に耐える体力、優れた嗅覚と鋭い聴覚、高い警戒性と強い縄張り意識から、教えられなくとも自然に防衛をし、主人を護衛し、家を守ってくれるのです。

育った環境の要素に基づいて、台湾犬は性格的に野性化する傾向があります。これは環境に適応する力が強いからです。独立性があり優れた分娩保育能力を備え、病気にかかり難く飼うのに簡単です。雑食性で体臭も無く、知能は早熟型です。人の意を察する能力が発達し、幼犬の頃から訓練できます。専門のブリーダーに訓練してもらえば、かなり有能な犬になります。

野生的な性格から、攻撃性は強く、飼い主にはとても忠実です。飼い主とその家族の言うことは何でもききますが、それ以外の人にはめったに馴れません。この点が台湾犬の野生的な特性を顕著に表しているといえます。  

子犬預約 海外輸出:E-MAIL  taiwan.dogs@msa.hinet.net

 

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